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お葬式マナー

お葬式は、タイムスケジュールに沿って進行されています。あまり長居をしたり、長々と話し込んだりすればご迷惑になる方も当然出てきます、会葬者はあなた様だけではないので気を付けましょう。

また、もうすぐお経が始まろうとしている時に式場に来られて、「遺族の○○さんを呼んでください」などといわれますと、故人様やご遺族に対して失礼のように思えます。すべては喪主様やご遺族のお気持ちを察しながら、慎み深い行動をとりましょう。(参列の際には、携帯電話の電源はお切りになるか、マナーモードに切り替えてください。)

弔問のマナー

近親者やご親戚のご不幸は、何においても駆けつけるのがマナーです。友人や知人なら、お付き合いの程度や都合のつく時間帯によって、通夜と告別式の両方、あるいはいずれかに出席するようにします。

  • お通夜
    近頃、お通夜に参列する方が増えているようです。遅くても読経の始まる前には到着し、受付でまずあいさつ(黙礼でかまいません)をし、香典を渡して記帳します。式場に入ったら先客に一礼し、喪主様やご遺族に手短にお悔やみを述べたうえで拝礼します。
  • 葬儀・告別式
    会場へは開式の少し前には到着するようにします。式場に着いたら受付で一礼し、香典を渡して記帳します。着席したら、式の進行は宗教・宗派によって異なるため、司会者や進行係の指示に従って下さい。ご自分のお焼香が終了したあとも門前や道路脇などで待ち、出棺を見送るのがマナーです。
  • 慶事と重なったとき
    弔事を優先するのが、しきたりとされています。しかし現実にはお身内の結婚式と会社関係の弔事が重なった場合などは、お葬式の参列を見送っても問題ないでしょう。
  • ご遺族への言葉がけ
    できるだけスマートに、悲しみを大きくするような言葉がけは控えましょう。また、病状などをくどくど聞くのもタブーです。

    ■お知り合い程度の間柄
    「この度はご愁傷様です」
    ■親しい間柄
    「この度はご愁傷様です。お辛いでしょうけれど、どうぞご自愛下さって、お疲れの出ませんように・・・」
    ■とても親しい間柄
    「この度はご愁傷様です。お辛いでしょうけれど、お気をしっかりお持ちになってお体を大切になさって下さい。お役に立てることがありましたら、いつでもなんでもおっしゃって下さい」

お焼香の仕方

「何回ですか」という質問が多いようですが、お葬式に関しては宗派を問わず、次の方が控えている場合は1回にとどめる配慮が必要です。神式では玉串(榊に垂をつけたもの)を、キリスト教では花(カーネーションなどの白い花)を御霊前に捧げます。

仏式の場合

  1. 焼香台の少し手前でご遺族と僧侶に一礼する。お焼香の仕方
  2. 焼香台の前に進み、祭壇に向かって一礼する。お焼香の仕方2
  3. 右手(親指、人差し指、中指)で軽く香をつまんで、いったん額の高さまであげてから香炉に静かに落とす。(注:浄土真宗の場合は額の高さまであげすにそのまま落とします)お焼香の仕方4
  4. 遺影を仰いで合掌し、前向きのまま少し  下がり、ご遺族と僧侶に一礼して戻る。お焼香の仕方4

神式の場合

  1. 玉串は根元のほうえお右手で、葉のほうを左手で持つ。神式の仕方
  2. 玉串を水平に保ちながら、右方向に回す。神式の仕方2
  3. 根元を左手に、葉を右手に持ちかえる。神式の仕方3
  4. 右方向に回し、根元を祭壇に向けて置く。その後、二例二拍手一礼するが、拍手は忍び手といって音を立てずに手を打つ。神式の仕方4

キリスト教式の場合

  1. 花が右手にくるように受け取る。キリスト教式
  2. 花を右方向に90度回転させる。キリスト教式2
  3. 花を手前に、茎川を先にしてテーブル(献花台)に捧げ、一礼する。キリスト教式3

弔問の服装

弔問の服装通夜の場合は平服でもかまいません。しかし、アクセサリーなどは控えめにします。

また告別式には男性は黒の略礼服を着用しますが、やむを得ない場合は地味な平服ならかまいません。会葬者の中で、平服に喪章をつけておられる方も見かけますが、喪章は喪中を表す物で、ご遺族がつけるものです。

女性は黒のワンピースかスーツで、靴、バック、ストッキングも黒にします。アクセサリーは一連の真珠やオニキスのネックレスにし、指輪は結婚指派だけにします。お化粧も身だしなみ程度にします。赤いマニキュアはタブーです。

お子様の服装については、制服があれば制服を着用します。なければ、白いシャツに黒や紺の地味めなボトムを着用しましょう。靴についても黒や紺が好ましいですが、なければスニーカーでも良いと思います。また、赤ちゃんについては、赤い色は避けましょう。

ご香典のマナー

お亡くなりになられた方の霊にお供えするお香の代わりにお金を包むのが香典です。お通夜と告別式の両方に参列する場合は、どちらが正しいというのではなく、最初に弔問した時に差し出すのが一般的です。ただし、二度にわたって香典を差し出す必要はありません。 香典を包む袋の種類や上書きは宗教によって違います。

  • 仏式
    白黒の結び切りの水引がかかった袋に「御香典」。四十九日以降なら「御仏前」ご香典のマナー仏式
  • 神式
    白か双銀の結び切りがかかった袋に「玉串料」「御神前」「御榊料」ご香典のマナー神式
  • キリスト教式
    白無地か花が印刷された袋に「御花料」「御ミサ料」などご香典のマナーキリスト式
  • 各派共通
    「御霊前」ならどの宗教でも使えますが、ハスの花の模様が入った袋は仏式専用ですから注意が必要です。
    ※仏式でも浄土真宗には使いません。ご香典のマナー共通
  • 裏面に記入
    裏面に住所・氏名・金額を書いておくとよいでしょう。ご香典のマナー共通2
  • 上包みの注意
    上包みの折り返しは上側をかぶせる。
    (悲しみが下にたまらない様に)ご香典のマナー共通3
  • 4名以上の連名の場合
    表には「○○有志一同」などと書き、中には中袋とは別に、全員の名前を書いた紙を入れる。ご香典のマナー共通4
  • ご香典を郵送する場合
    お通夜、告別式とも出席できないときにはご香典を現金書留で郵送します。その際には出席できない理由と、故人様を偲ぶ手紙を添えましょう。ご香典を郵送する場合
  • ふくさの包み方
    表には「○○有志一同」などと書き、中には中袋とは別に、全員の名前を書いた紙を入れる。ふくさの包み方
  • ご香典の供え方
    ご香典をご霊前に供えるときは、表書きが自分から読める方向にして供えます。ご香典の供え方
    受付で係の人に渡す場合には逆に、係の人が読める方向にして渡します。ご香典の供え方2

供花・供物などに関するマナー

供花・供物などに関するマナー供花などをお供えしたい場合は、式場の飾り付けの都合もありますので、早めにご遺族または葬儀社に連絡します。また、知り合いのお花屋さんに届けていただく時は、「式場が持ち込み可能かどうか、スペース的にはどうか」などあらかじめ確認しておく配慮が必要です。

最低限知っておきたい喪主側のマナー

故人様の遺志を尊重する

主役(故人様)は何も出来ません。どんな葬儀になるかは、喪主様、ご遺族の気持ち次第です。人生最後の葬式ですから、故人様が望んでいたと思われる、その方らしい葬儀になるようつとめましょう。

服装は誰よりも格調高く

迎える側がお客様より格式高い服装をするのがマナーですから、喪主様はお通夜の席から失礼のないような格好を心がけて下さい。

お辞儀をされたら必ず答礼

お辞儀をされたら必ず答礼挨拶は多くを語らなくても構いませんが、お辞儀をされたら、誰にでも必ず静かに答礼します。ただし、喪主様が弔問客を出迎えたり見送ったりしないものです。

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